平成26年度事業計画

                    

                 自:平成26年6月 1日
                          至:平成27年5月31日

                                         (一社)静岡県ビルメンテナンス協会

  〔事業概要〕   
     日本経済の再生プランとして「アベノミクス」と呼ばれる経済政策をにより
    現在では、生産活動が徐々に回復し、輸出が伸び悩む中で個人消費、設備投資
    など民間需要は穏やかに拡大し持ち直しの傾向が見られ始め、日本経済にも明
    るい兆しが見え始めたのではないか言われております。しかし、4月から消費税が
    8%となり、個人消費の冷え込みが懸念されております。また、原発が稼働しない
    ため、海外から天然ガス、石油等大量に輸入しており、省資源、省エネルギー等
    環境への取り組みが喫緊の課題となっております。
     この夏も日本全体で節電に努める必要があり、いままで使いたいだけ電気を
    消費してきましたが、企業や国民は電気の作られ方に関心を持ち、真剣に節電
    や省エネに取り組むことが重要な時代となりました。
     当協会としても、建築物内における省資源及び省エネルギーの推進に取組む
    必要があります。
    さらに、東京電力の巨額な賠償や除染、廃炉などの費用負担を考えると電気
    料金や税金などが国民の負担となっており、この電気料金の値上げ問題は伊豆
    半島を含めた県の東部地域の経済面に大きく影響しております。
      さて、当協会は一般社団法人として、行政庁の監督から比較的自由な立場で
    可能な範囲の公益的的事業を推進していきます。
     また、当協会の本年度の事業については、財政的に非常に厳しいため、事業
    計画及び収支予算の作成につきましては、基本的に前年度事業の実施経過、あ
    るいは継続的事業の検討を踏まえて、引き続き踏襲してまいります。
     地域社会への貢献事業である社会福祉奉仕活動をはじめ、継続的に安全大会
    を開催するとともに「論文・標語・ポスターコンテスト」 を実施し、従事者の安全意
    識の高揚を図ってまいります。
     特に地区協会組織強化の観点から貯水槽作業従事者研修、清掃作業従事者研
    修指導者講習会、清掃作業従事者研修(集合教育)等の研修事業は継続的に開
    催するとともに、アビリンピック(知的障害者)ビルクリーニング技能競技会を、独立
    行政法人高齢・障害者・求職者雇用支援機構からの要請により実施し、障がい者
    の雇用拡大 に貢献してまいります。
      また、静岡市、静岡県シルバー人材センター連合会から委託を受け、生活保護
    者や就業希望者に対し、ビルクリーニング技能を講習し、就業につなげる手助けを
    します。
     本年度も、小学生を対象とした掃除についての教育事業を実施します。
    そして、今年度は業務改善の事例発表会を開催し、より良い作業環境を考えて頂く
    場としたいと思います。
    今後とも県当局をはじめ関係諸団体との連携を密にし、関係各位のご意見、提案を
    いただきながら、将来の展望を踏まえ、業界の健全なる運営に邁進してまいります。
    以上の観点から平成26年度における各委員会の事業は、概ね次のとおりです。
    
 〔委員会別事業計画〕
 1. 「総務に関する事業」 (総務委員会)
   
   事業計画に基づき、財政の効果的かつ、適正な運営に努めるとともに、各委員会及び
   事務局との連携を図り、円滑な協会活動の推進に努める。
   
(1) 登録事業者への協力
      建築物衛生法に基づく指定団体として、引続き県当局との連携を図り、登録業者の
      求めに応じての業務指導、業務の改善向上に努める。

(2) 協会加入者の促進
      協会組織の拡充強化に、会員の増強は不可欠であるので、協会運営に理解と
      協調意識のある企業に呼びかけて、積極的に加入促進を図る。

(3) パソコンの活用
      協会ホームページでの情報公開や全協のJASMINにより、会員企業へ
      情報発信に努める。
      また、利便性、時間短縮、経済性を考えテレビ会議システム(ネットワーク)が
      導入されたので、全協及び全国の各協会等を結び会議を行うことにより、人件費の削減等を図る

(4) 表彰に関する事業
     @会員企業の優良従業員及び永年勤続者に対し、7月通常総会当日これを
       表彰 する。
     A全国協会会長表彰候補者を、全国協会長あて推薦する。
     B静岡県知事表彰候補者を、県当局に具申する。
     C厚生労働大臣表彰候補者を、県当局に具申する。

(5) 会員名簿の発行
      会員名簿は会報詩へ掲載し、協会のホームページにも掲載する。

(6) 全国協会及び関係公的機関が実施する各事業並びに公的イベント等に協力する。
(7) その他、他の委員会に属さない事業の実施。

 
2.「経営管理及び業務の適正化に関する事業」(業務運営委員会)

    当業界における、業務の適正かつ、経営近代化の促進を図り、もって会員相互の
     連携と技能の専門的知識の普及に努める。
    また、当協会の抱える課題を検討し、「関係行政機関」へ要望する。

(1)業務運営第一委員会(各種の競技会、発表会及びセミナーの対応)
 

      各事業への参加を積極的に呼びかけ、各会員の技術の向上に努める
  (ア)ビルクリーニング技能競技会
     ビルクリーニング技能の向上を図る」ため、第16回静岡県ビルクリーニング
     技能競技会を実施する

  (イ) アビリンピック(知的障がい者)ビルクリーニング技能競技大会(実施事業)
      知的障害者を対象に、独立行政法人 高齢・障がい者雇用支援機構の下
     「静岡県アビリンピックビルクリーニング技能競技大会」を実施する

(3) ビルメンセミナーの開催
   主として、営業に携わる担当者の意思疎通と資質の向上を図るため、講師を招き、
   ビルメンセミナーを開催する

業務運営第二委員会(各種の講習会及び説明会への対応)

      会員企業及び非会員企業に対して、各種の資格取得研修会等への参加または
      関係諸官庁並びに関係諸団体において開催する新しい制度に対処するための説明会、
      講習会への参加を積極的に呼びかけ、当業界の資質の向上に努める。

   (ア)建築物衛生法に基づく清掃作業従事者研修指導者講習会の開催(実施事業)
      建築物清掃業及び建築物総合管理業に係る指導者講習会を新規及び再講習
      を同時に開催し、認定証を交付する。
       
   (イ)建築物衛生法に基づく清掃作業従事者研修(集合教育)の開催(実施事業)
      建築物清掃業及び建築物総合管理業に係る清掃従事者の研修を講習登録
      機関である全国協会の下に開催する。

   (ウ)建築物衛生法に基づく貯水槽清掃作業従事者研修の開催(実施事業)
      建築物貯水槽清掃業に係る従事者研修を講習登録機関である全国協会の下に
      開催する.。
   
(4) 建築物衛生法に基づく防除作業従事者研修会への協力
   
   ネズミ昆虫等防除作業に係る従事者研修は、(社)全国ペストコントロール協会
   の下に静岡ペストコントロール協会が開催するので、会員参加について協力する。

(5) 新規採用職員研修の開催
    従業員の資質向上は企業の財産であり、将来を担う新採職員に社会人としての
    基本姿勢を教示することは必要不可欠であるので、助成事業として前年度に引続き
    研修会を開催する。


 3.「労働諸問題に関する事業」(労働委員会)
   
    静岡労働局の指導協力を得て、労働災害の防止対策をはじめ、労災保険収支改善
     計画の推進を図るとともに、労働基準法に基づく労働契約や労働時間に係る制度に
     関して広く周知に努め、自主的労務管理の推進を図る。  

(1) 労働契約、労働時間に係わる制度の周知
    労働局が配布するチラシ、協会が発行する会報等により、周知に努める。
   
(2) 安全大会の開催(実施事業)
     静岡労働局の後援を得て、第18回安全大会を開催し、労働、交通安全に関する講話、
    災害事例の発表を行い、安全意識の高揚に努める。

(3) 論文・標語・ポスターの募集(実施事業)
     従業員の労働、交通安全意識の高揚を図るため、例年のとおり労働、交通安全に
    関する論文・標語・ポスターの募集を行い、優秀作品について、安全大会の当日
    これを表彰する。

(4)  リスクアセスメント講習会の実施
    労働災害の発生を防止するため、講習会を開催する

(5)  協会機関誌による災害防止対策
   労災事故防止対策の一環として「しずおかビルメン会報」の紙面に、
   会員からの投稿による職場の安全計画、災害事例を掲載し、安全意識の
   高揚に努める。

 4.「地方労災保険収支改善推進協議会に関する事業」(労働委員会)
    
    静岡労働局及び全国労災保険収支改善推進協議会の指導、助言を得て、地区別
    安全推進員を中心として、積極的な収支改善運動を推進する。

(1)  労働保険の適正申告、完全納付の履行
      引続き労働保険料の適正申告及び完全納付の履行についての周知に努める。
   
(2)  地方労災改善推進協議会の開催
     地方労災改善推進協議会において、当協議会における収支改善計画、
     実施状況及び活動方針について協議する。

(3)  労災保険収支改善推進事業の実施状況等の報告
     労災保険収支改善計画に基づき、当協議会における活動状況及び推進
     計画について、運営状況を取りまとめ、全国労災保険収支改善推進協議会
     の開催時に報告する。

(4)  会議等の開催
     当協議会における会議、その他諸事業の実施については、原則として労働
     委員会との合同により開催又は実施する。

(5)  中部北陸地区収支改善対策会議への出席
     会長、担当委員(労働委員長)が出席し、各地の活動状況等を把握し労災
     収支改善活動に反映させる。

 5.「広報厚生に関する事業」(広報厚生委員会)
   
    会報の発行及び地域社会への貢献に寄与するため、社会奉仕活動等を過去の
    実績を踏まえながら積極的に実施する。
   
(1)  会報の発行
    協会活動の広報、宣伝を行うため、編集方法等を再検討しながら原稿収集に努め、
    より充実した内容として、年1回の発行とし、会員及び関係機関に配付する。

(2)  MY写真・おもしろ川柳の募集
    会員の会報誌、協会への関心を高めるために本年度から毎年テーマに沿った
    作品を募集審査し、優秀作品を会報誌に掲載をする。

(3)  社会奉仕活動の実施(実施事業)
     引続き地域社会に貢献するため、第30回ボランティア活動を、福祉施設又は
     公共施設等を対象として、実施内容を再検討のうえ実施する。
    また、小学生・中学生を対象とした掃除の仕方、方法の教育事業を検討する

(4)  各種調査に関する事業
     全国協会において、例年実施している「実態調査」その他関係機関において
     実施する調査アンケート等の正確な実態を反映するため、これの回収率の
     促進に努める。

6.「関係諸団体への協力事業」
   
   全国協会をはじめ、下記諸団体において実施する各種の資格取得、講習会及び職業
   訓練等の事業に積極的に協力する。
      「静岡県ビルメンテナンス協同組合」
      「(社)静岡県警備業協会」
      「静岡県ペストコントロール協会」
      「(一財)建築物管理訓練センター」
      「(財)ビル管理教育センター」
      「ポリテクセンター静岡」
      「静岡県労働基準協会静岡支部」
      「(一社)日本クレーン協会静岡支部」
      「(財)経済調査会中部支部」
      「(公社)静岡県シルバー人材センター連合会」

  
   以上各事業の実施方法及び実施時期等については、当該委員会において協議のうえ、
    実施内容については 理事会に報告又は承認を得て、実施するものとする。
                                                   以上